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スタッフブログ 2013年5月17日

63『大通り公園を散歩してきました!』

 

 
こんにちは。
北海道ユニットセンター事務局の鷲見です。
 
 
先日、久しぶりに晴れたので、
家族で大通公園に散歩へ行ってきました。
 
 
 
景色①.JPG
 
 
 
 

景色②.JPG

 
 
 
寒くて長い冬が終わり、
ようやく北海道にも気持ちの良い季節がやってきたと
実感しました。
 
 
さて、札幌中心部のど真ん中に横たわるこの大通公園。
 
丁目ごとに南北に走る道路で区切られていますが、
みなさんは、なぜ西8丁目と西9丁目の間にだけ道路はなく、
連続した区画になっているかご存知ですか?
 
 
約20年程前、札幌市は彫刻家
イサム・ノグチに大通公園のシンボルとなる
彫刻の制作を依頼しました。
 
当初、西9丁目にあった「クジラ山(滑り台)」を撤去して、
そこに設置する案が考えられていましたが、
現地を訪れたノグチ氏が設置場所として指差したのは、
西8丁目と9丁目を分断していた道路の真ん中でした。
 
 
 
「子供たちが思う存分遊べる空間を作りたい」
 
 
と考えたノグチ氏は、
2丁画を繋げて、クジラ山も残す案を提案しました。
 
 
札幌市は、8丁目9丁目間の南北に走る道路の撤去に踏み切れず、
ノグチ氏の死後3年経ってから、彫刻は西8丁目に置かれました。
その後、彼の遺言を尊重し、現在の8丁目と9丁目の間に動かされました。
 
 
 
 

滑り台.JPG

 
 
 
 
彫刻作品そのものがすべり台になっている
 
 
「ブラック・スライド・マントラ」。
 
 
札幌の雪の中でも映えるように黒い石で造られています。
 
 
 
生前、
「この彫刻は子供たちのお尻で磨かれて完成する」
と話していたそうです。
 
 
その言葉の通り、子どもたちが何度も楽しそうに滑っていました。
こうやって、毎日子供たちのお尻で磨かれ、輝きを増していくのでしょうね。
 
 
 
帰り道、札幌の街に神出鬼没に現れるマリオカート軍団に遭遇。
せっかくなので、写真を撮っておきました。
 
 

マリオ軍団.JPG

 
 
 
 
私は、本州から札幌に引っ越して来て2年になりますが、
やはりいい街ですね。
 
 
北海道ユニットセンター事務局
事務補助員 鷲見