北海道大学環境健康科学研究教育センター

ENGLISHお問い合わせ・アクセス

Hokkaido University Center for Environmental and Health Sciences

活動報告

Pocket

北海道大学サステナビリティウィーク2015 サステナ2015

「環境科学物質ハザードと人の健康障害の予防」

開催:2014年11月16日(月)  15:00~17:00

会場:北海道大学 百年記念会館、大会議室 

主催:環境健康科学研究教育センター

共催:北海道大学大学院・保健科学研究院

後援:環境省・環境省北海道地方環境事務所

札幌市・札幌市教育委員会

招へい:葛西 健 (Director Programme Management, WHO,Western  Pacific Regional Office )

Nasir Bin Hassan(Regional Coordinator, Health and the Environment, WHO, Western Pacific Regional Office)

 

→HUSCAPでPPTが見られます! → こちらをクリック

 

<プログラム>

15:00-15:05

開会の辞

齋藤 健

北海道大学環境健康科学研究教育センター センター長

北海道大学大学院保健科学研究院 教授

15:05-15:30

急速に変化する世界におけるWHOとWHO研究協力センターの役割

葛西 健

Director Programme Management, World Health Organization, Western Pacific Regional Office

15:30-15:55

西太平洋地域における環境衛生-その問題と課題、今後の方向性

Nasir Hassan

Regional Coordinator , Health and the Environment, Division of Non-Communicable Disease and Health through Life-Course, World Health Organization, Western Pacific Regional Office

15:55-16:20

グローバルな視点で環境化学物質による健康障害の予防を考える:WHOCCの活動に向けて

岸 玲子

北海道大学 環境健康科学研究教育センター 教授

16:20-16:45

アフリカにおける環境汚染の現状

石塚 真由美

北海道大学大学院獣医学研究科教授

北海道大学環境健康科学研究教育センター 兼務教員

16:45-16:50

閉会の辞

山内 太郎

北海道大学大学院保健科学研究院 教授

北海道大学環境健康科学研究教育センター 兼務教員

 

本行事は、環境健康科学研究教育センターが世界保健機関の研究協力機関である「WHO Collaborating Centre(WHOCC) for Environmental Health and Prevention of Chemical Hazards(WHO研究協力センター)」に指定されたことを記念し、認証式および指定記念シンポジウムとして開催されました。

化学物質に汚染された環境は、健康にどんな影響を与えているか、また国内外でどのような問題があり、どのような支援が必要とされているかについて、WHO西太平洋事務局における環境と健康の課題、化学物質による健康障害とその予防についての現状を紹介し、安全で持続可能な社会実現に向け、今後の課題と責任を市民の皆さんと一緒に考えました。

まず、葛西健氏が、「WHO and its Collaborating Centre’s roles in rapidly changing world(急速に変化する世界におけるWHOとWHO研究協力センターの役割)」 として、変わりつつある世界の構造、またこれまで以上に強く結びついている世界における健康に関するアプローチと、他国との関係を2国間から地球規模に転換させる必要性について講演を行いました。続いて、Nasir Bin Hassan氏 (WHO西太平洋地域事務局 医療環境地域コーディネーター)より、「Environmental health in the Western Pacific Region – Issues, challenges and future directions(西太平洋地域における環境衛生―その問題と課題、今後の方向性)」として、WHO西太平洋地域の課題と環境保健の役割について話をしました。

3番目は、岸 玲子 特別招へい教授(WHO研究協力センター, 北海道大学環境健康科学研究教育センター)による、「グローバルな視点で環境化学物質による健康障害の予防を考える:WHOCCの活動に向けて」と題する、特に脆弱な人々をまもるためのWHOやアジア各国との協力の必要性についてでした。最後に、獣医学研究科(環境健康科学研究教育センター兼務)の石塚真由美教授より、「アフリカにおける環境汚染の現状」というテーマで、途上国に共通する環境汚染の課題として、アフリカの鉛中毒を例に報告しました。

参加者アンケートでは、「あまりテレビなどで取り上げていない話でとても興味を持った」、「環境汚染の状況が良くわかり大変、勉強になった」「一般市民への高いレベルのお話、又は、誰でもわかりやすいお話を企画されていることに感謝します」といったコメントが得られました。世界規模で環境化学物質による汚染が懸念されるなかで、環境と健康の現状と課題を国連機関と研究者の異なる視点から紹介し、安全で持続可能な社会実現に向け、WHOと当センターが担うべき今後の課題と責任を市民と一緒に考える機会と致しました。

 

ページ上にもどる