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妊産婦の喫煙は低葉酸になりやすい

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    妊産婦の喫煙は低葉酸になりやすい

    赤ちゃんの先天異常を予防する上で、葉酸は特に妊娠初期に重要な栄養素です。北海道スタディからは、葉酸サプリメントの摂取は、妊婦さんの低葉酸値を予防することが分かりました。しかし、葉酸サプリメントを摂取していても、喫煙をすると葉酸値が減ってしまうこともわかりました。

    どうやって調べたの

    本研究では、環境と子どもの健康に関する北海道スタディ:北海道コーホートに参加者のうち、15266人のデータを使用して解析を行いました。妊娠初期の血液中葉酸値を測定し、13.59nmol/mL以下の場合を「低葉酸グループ」と定めました。タバコに含まれるニコチン由来物質であるコチニンの血液中濃度を測定し、妊婦さん自身の喫煙および受動喫煙があるかを調べました。アンケート調査票から得られた妊婦さんの年齢や出産回数、身長・体重、喫煙やアルコール摂取、年収、教育歴などの情報と、葉酸値、コチニン値の結果を用いてデータ解析を行いました。

    この研究から言えること

    受動喫煙も含めて、喫煙は低葉酸になりやすいことが分かりました。喫煙、受動喫煙を避けることで、日本の妊婦さんの低葉酸値を予防することができるといえます。

    出典:T. A. Yila, et al., Predictors of folate status among pregnant Japanese women: the Hokkaido Study on Environment and Children’s Health, 2002-2012. Br J Nutr. 115, 2227–2235, 201

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