熱が出た時の対処法

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熱がでる原因は、ほとんどが感染症です。37.5℃以上あれば発熱と考えてください。体温には個人差がありますので、普段から、お子様の平熱を測っておきましょう。

熱があるみたい、と思ったら…。

※ぐったりしている、顔色・皮膚の色が悪い、目つきがとろんとしていて生気がない、周囲からの呼びかけに反応しない、泣き声が弱いといったときは熱がそれほど高くなくても重い病気のことがあります。普段と比べて体調が悪そうなとき、これまでなかった症状(吐く、下痢、発疹、痛み、腫れ)が出てきた時、お子様の機嫌、元気、食欲がだんだんと悪くなってくるような時は速やかに小児科を受診してください。
また、4~5日以上発熱が続くときも小児科を受診してください。

※生後6カ月以下のお子様の発熱は、速やかに小児科を受診してください。(特に生後3ヶ月未満の発熱の原因には重症なものが多いので、特別な注意が必要です。元気が良くても必ず速やかに小児科を受診してください。)

おうちで出来る治療法

・水分摂取
小さなお子様であればあるほど大切なことです。こまめに補給しましょう。あまり冷たいとおなかをこわしてしまうので、温度にも気をつけてください。

・睡眠

・いやがらない程度に、氷のう、水枕など(冷たすぎないようにタオルで包むと良いです)でわきの下や股の付け根を冷やす。
触って、血液がドクドク流れるあたりが効果的です。頭を無理に冷やす必要はありません。おでこのみ冷やしても、本人が気持ちがいいだけで、熱を下げる効果はありません。

・熱の放散を良くする
熱が上がってくる時は寒気がありますので、掛け物を多めにします。熱がピークを迎えると汗をかき、熱を発散しようとしますので、こどもが汗をかき始めたら、たくさん着せる、毛布で包む、などはやめてください。普通の衣服の状態に戻しましょう。

解熱薬について

★体温38.5℃以上で、お子様がつらそうな時(熱が高すぎて機嫌が悪く眠れない、水分がとれない、など)は、解熱薬を使うのもひとつの方法です。熱を下げる目的は、一時的に発熱による負担をとり、その間に休息や水分摂取をさせようというものです。高熱であってもさほどつらそうでなければ、解熱薬を与える必要はありません。解熱薬の使用法、使用回数については主治医の先生とご相談下さい。

★大人の解熱薬を与えてはいけません。お子様の体重にあった解熱薬を使用してください。また解熱薬は、生後6ヶ月以上、体重7キログラム以上から使用してください。

★座薬か経口薬かについては、効き目はほとんど変わりません。形は違いますが、中身は同じです。

参考文献
イラストによるお母さんへの病気の説明と小児の診療 解説編 (南山堂)
小児疾患の診断治療基準 小児内科2001 Vol.33増刊号 (東京医学社)
小児の治療指針 小児科診療第65巻増刊号 2002 (診断と治療社)