環境と健康ひろば
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最新の成果

研究プロジェクト

環境健康科学研究教育センターは、「環境と健康」分野の新しい研究プロジェクト開発と推進、人材育成に資する体制を確実に構築することを目標としています。

環境と子どもの健康に関する北海道研究【北海道スタディ】

環境化学物質の次世代影響の解明を目的として、2001年より始まった2万人規模の全道モニタリング調査です。PCBやダイオキシン、フタル酸などによる健康影響を、アレルギーや発達障害に焦点をあてて遺伝・環境両方の影響を解明する研究を進めています。

環境省エコチル調査

2011年に始まった全国10万人のお母様、お父様、お子様に参加してもらう大規模疫学調査です。妊娠中から13歳まで、お子様の健康状態を定期的に確認して、化学物質や生活環境が成長・発達にどのような影響を与えるのかを調べます。

室内空気質と健康

2001年にスタートした、シックハウス症候群の原因を明らかにするための疫学研究です。札幌市に加えて全国6地域で住宅調査を、全国5地域で小学生児童を対象とした調査を行いました。今後はシックハウス症候群だけではなく、室内空気質の汚染とアレルギーや喘息との関連についても解析を進めていきます。

高齢者サポートネットワーク研究

環境健康科学研究教育センターでは、行政等による支援と同時に、家族など身近な人間関係が高齢者にもたらす影響に注目し,介護保険制度が導入される前(1991年)から長期的な研究を行い、サポートネットワークと種々の健康指標の関連について多面的に検討を行ってきました。

働く人々の心身の健康に関する研究

環境健康科学研究教育センターでは、自治体職員など約9,000名を対象に,2003年度から6年間の前向きコーホートを立ち上げ,勤労者の心身の健康(高血圧や糖尿病など)に与える影響について研究を進めています。

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