12/14（土）～15（日）に行われた札幌駅前通地下広場（通称：チ・カ・ホ）でのイベント、「サイエンスフェスタ2024　さぁ、未来を見に行こう。－共創－北海道大学とともにつくる未来」（主催：北海道大学、共催：北海道  札幌市）は、SDGsに貢献する研究を進める北海道大学の研究者、大学院生、大学生による各種イベント、体験、グッズ・お土産品販売など盛りだくさんな2日間でした。

 

 

エコチル調査 北海道ユニットセンターが設置されている北大環境健康科学研究教育センターも、「健康をつくる住まいのサイエンス」というテーマを掲げ、初出展しました。

カビやほこりが溜まりやすい場所をわかりやすく示したモデルハウスやこれまでの研究成果をまとめたポスター展示、住まい方のヒントが書かれたワンポイントアドバイスカードの配布のほか、「住まいと環境に関する歩行者アンケート」としてブースを訪れた方にお家の環境とアレルギー症状などについて回答していただきました。

 

開催2日目には、歩行者アンケートの集計結果を研究者が読み解き、”普段の生活の中でどのような点に気を付ける必要があるか”についてステージでトークを行いました。

解析の結果からは、「お家の結露の有無」と「アレルギー性鼻炎」、「アトピー性皮膚炎」との間に意味のある差があることなどがわかり、ご来場いただいたみなさんへこれまでの研究成果も踏まえた解説を行いました。大掃除のシーズンをひかえ、多くの方にご興味を持っていただけた様子でした。

 

 

また、今回は「北海道大学病院 パーソナルヘルスセンター」とイベントスペースをシェアし、野菜の摂取量を測定できるベジチェック、医療用体組成計、認知機能チェッカー等、自身の健康状態をチェックできる4つのコーナーとコラボし、各ブースをめぐるスタンプラリーを開催しました。
スタンプを集めると最後に景品がもらえるということもあり、各ブースとも行列になるほど大人気でした。

 

 

 

 

今回の出展は大盛況で、多くの方と交流でき、調査や健康に関する情報をお伝えすることができました。今後もこのようなイベントを通じて、研究成果を広め、地域の方々とのつながりを深めていきたいと考えています。

クロスワードの答え：「A:チ　B:カ　C:ホ」