お知らせ

スタッフブログ 2018年2月16日

市民講演会を開催いたしました!

みなさま、こんにちは。
寒い日が続きますがお元気でいらっしゃいますか?

2月15日(木)に札幌エルプラザにて、市民講演会『北海道の子ども取り巻く環境と健康 ~2万人の調査から~』を開催いたしました。
調査にご参加いただいているお母さまをはじめ、チラシを見て来られた学生や一般の方など、20人ほどのご参加がありました。
講演会では、北海道大学環境健康科学研究教育センターで実施している2つの調査、「エコチル調査」と「北海道スタディ」について、4人の演者から発表がありました。

最初は、湊屋街子特任講師による「エコチル調査からの報告」。
3歳6か月と5歳6か月の質問票から、パートナーとお母さまの家事や育児の分担状況などの結果をご紹介しました。
エコチル調査の報告に、みなさんメモを取りながら耳を傾けていらっしゃいました。

2つめの講演は、守屋仁彦准教授の「胎児期における性ホルモンの役割と環境ホルモン~なぜ女の子はままごとをするのか~」です。
性別を決めるのは遺伝子ですが、男女の外形的な特徴がつくられるには性ホルモンが関与していて、その性ホルモンの分泌に環境ホルモンが影響するかもしれないことを、お話ししました。

 

3つめと4つめの講演は、伊藤佐智子特任講師と小林澄貴特任講師から北海道スタディの調査報告をしました。
子育て中のお母さまから、積極的な質問もありました。

ご参加いただいたみなさま、寒いなかご来場いただきありがとうございました。
また、アンケートへのご協力もどうもありがとうございます。

これからもエコチル調査の結果や研究の成果を、広くみなさまにご報告する機会を設けていきたいと思います。
今後とも、調査へのご協力をよろしくお願いいたします。

エコチル調査北海道ユニットセンター
スタッフ一同