2013年11月19日（火曜日）、北翔大学に出向き、人間福祉学部福祉心理学科　養護実践学コースと心理学コース1年生４８名に研修を行いました。

研修ではまず、エコチル調査北海道ユニットセンターRC京藤美雪と北畠果林から『環境省「エコチル調査」開始２年の報告と今後の調査について』というテーマで講演し、今懸念されている子どもをとりまく環境問題について解説しました。

その後、RC統括土川陽子より「周産期をとりまく問題」というテーマで講演があり、周産期の統計の推移と最近増加している児童虐待・胎児虐待について解説しました。

講演後、「望まない妊娠をしてしまったケースから相談を受けたときどうする？！」というテーマについて、5～10名のグループに分かれディスカッションを実施しました。熱心なディスカッションの結論として、各グループからその時の態度と対応について発表していただきましたが、どのグループとも適切な対応を考えたことに、とても感心させられました。

最後は、「望まない妊娠を経験した若者の選択」のDVDで締めくくり、当事者の切実な現実を学びました。

熱心に聴講してくださった学生の皆さん。ありがとうございました。

当センターでは、このような学生、院生の方の研修を歓迎しています。お問い合わせはinfo★cehs.hokudai.ac.jp（★を＠に変えて送信して下さい）/011-706-4746（担当：高橋）までどうぞ。

エコチル調査北海道ユニットセンター
RC統括　土川　陽子